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Gitの基本|変更を確認して最初のコミットを作る手順

コードを直したあとに、何を変更したのか分からなくなることがあります。Gitはファイルの変更を履歴として記録するための道具です。最初は共有や複雑な操作より、自分の変更を確認して一つの記録を作る流れを学びましょう。

この記事では、新しく作った練習用フォルダーで最初のコミットを作る手順を紹介します。既存の業務リポジトリにはそのまま実行せず、現在の状態やチームのルールを確認してください。

作業フォルダー・ステージ・履歴を分ける

作業フォルダーは編集しているファイルの場所です。ステージは次のコミットへ含める内容を選ぶための領域で、コミットは選んだ変更を履歴として記録する操作です。保存しただけでコミットされるわけではなく、git addをしたあとにさらに編集した内容は、改めてステージする必要があります。

参考:Git公式「git-add」

最初の練習ではファイルを一つだけ使い、操作の前後で状態を確認します。関係のない変更をまとめて含めないことが大切です。APIキーやパスワード、顧客情報などは練習データにも入れず、記録する前に内容を読みましょう。

練習用フォルダーで初期化する

Gitが利用できることを確認したら、新しい練習用フォルダーを作り、その場所でgit initを実行します。実行するフォルダーを先に確認し、すでに別のリポジトリの中にいる場合は新しく作らないようにしてください。README.mdというテキストファイルを作り、例えば「読書メモの練習」と保存します。

git init
git status
git add README.md
git diff --staged
git commit -m "読書メモの説明を追加"
git status

コミットで氏名やメールアドレスの設定を求められた場合は、用途に適した設定を確認します。履歴に残る情報なので、公開を予定している場合は使用するアドレスを考えてください。この練習のために設定を無条件で全リポジトリへ広げる必要はありません。

コミット前に内容を読む

git statusでは状態を確認でき、git diffでは追跡済みファイルの未ステージの変更、git diff --stagedではステージした変更を確認できます。新しく作った未追跡ファイルは、通常のgit diffだけでは内容を確認できないため、ファイル自体を開くかステージ後の差分を読みましょう。

参考:Pro Git「変更内容のリポジトリへの記録」

何を選択したかを確かめてからgit commitを使います。コミットメッセージには、例えば「紹介文に学習目的を追加」のように変更を具体的に書きます。後から一覧を見たときに何の記録か分かることを優先しましょう。

参考:Git公式「git-commit」

次の変更も小さな単位で記録する

最初のコミットができたら、README.mdに一行追加して保存します。git statusとgit diffで変更を確認し、同じように対象のファイルを選んで記録してください。どの操作で状態が変わるかを見れば、ステージとコミットの違いを確かめられます。

  1. 一つの目的に関係する変更を加える
  2. 差分を読んで意図した編集かを確認する
  3. 対象のファイルをステージする
  4. 選択した差分を読み、コミットする

Gitの履歴は、外部に共有しない限り手元のリポジトリにあります。GitHubなどへの送信は別の作業です。またGitを使うだけで全データのバックアップが完成するわけではありません。まず変更を記録する流れを理解し、共有や保管方法は次の課題で確認しましょう。

よくある質問

Q. GitとGitHubは同じものですか?

Gitは変更履歴を管理する道具で、GitHubはリポジトリを共有するサービスの一つです。手元でGitを練習するだけなら、必ずしも最初からGitHubへ公開する必要はありません。共有する段階で公開範囲や内容を確認しましょう。

Q. git add .で全部選んでもよいですか?

内容を把握している場合には使えますが、最初は対象のファイル名を指定するほうが何を含めたか確認しやすくなります。どの方法でも、コミット前にステージした差分を読み、秘密情報や無関係なファイルが入っていないか確認してください。

実践前のチェックリスト

  1. 実行するフォルダーを確認した
  2. 編集・選択・記録の違いを整理した
  3. 対象のファイルだけをステージした
  4. ステージした内容を読んだ
  5. 変更が分かるメッセージで記録した

まとめ

Gitの基本は、変更を編集し、ステージで選び、コミットとして記録する流れです。新しい練習用フォルダーで一つのファイルを使い、操作ごとに状態と差分を確認しましょう。履歴へ含める内容を読む習慣が、共有するときにも役立ちます。

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